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日本での役所手続き

日本での役所手続き

海外に長期で滞在する場合、私が日本でしてきた役所手続きについて。
私は住んでいる所の役所で、「海外転出届」を提出してきました。

提出すると、日本にいない間の保険や年金の支払いがなくなりますが、
もちろん健康保険も使えなくなるので、注意が必要です。

目次

提出方法

役所に行って、届け出用紙に記入して提出するだけでした。
出発日や行き先など記入しました。
身分証明書(免許証など)と印鑑が必要でした。

このままでは保険や年金の手続きは終わっていないので
それぞれの係のところに行って手続きをします。

国民健康保険

保険料を支払う必要がなくなります。
ただし、日本に一時帰国とかして、病院に行ったとしても
保険証もっていないので100パーセント負担になります。

国民保険で海外での治療費が一部カバーされるということもあるようですが、
ドイツでも保険に入るので、まぁいいやということにしました。

国民年金

転出中、支払う必要はないけど、将来、受け取れる金額も少なくなります。
ただし、転出届を出していると、
年金を受給するために必要な期間には加算されるので、未払いとは異なります。

また、転出中に、病気やけがで障害が残ったとしても、
障害年金の請求はできません。

年金は、転出中も任意で払い続けることも可能ですので
経済的に余裕があれば払っておいてもいいかもしれません。

住民税

前年度の収入に応じて課税されるので、
去年までの分はしっかり払っておきましょう。

1月1日の住所で発生するから、海外転出届を提出して日本にいなければ
その年の支払いの必要がなくなる?

・・・いろいろなサイトでこういうことを書いてあるのを見ましたが、
これは役所に確認したほうがいいと思います。

私がワーキングホリデーでドイツに来た時の話です。

ある年の秋に転出届を出してドイツへ行き、
翌1月1日時点にはドイツに住所があった状態で、また秋に帰って来ました。

私は1月1日に日本にいなかったから、今年の住民税は発生しないはず!
とネットの情報を見て思っていました。

しかし、現実はそんなに甘くなく、しっかり十数万円きましたよ・・・

払わなくてもいいと思い込んでいた私は、役所に問い合わせたところ、
1月1日に日本に住所がなかったとか関係なく、前年の収入で計算していますとのこと。。

役所の人の説明は上の通りでしたが、検索してみると、
1年の海外滞在では転出届を出しても非居住者とはならず、
住民税を払う必要があるという説明もありました。

住民税は、前年の収入で決まり、
「○○年度はいくらです」という感じで年単位で翌年に来ます。

ワーホリに向けて、がんばってたくさん働く方も多いと思いますが
働いた金額が多いと、翌年に支払う金額も上がります。。。

これから出発される方は、
帰国後のお金についても考慮して、余裕をもって貯金することをおすすめします!

また、自分の場合はどうなるのか、
出発前に、役所でしっかり確認しておくのがいいと思います。

帰ってきたら

パスポート、印鑑、戸籍謄本を持って役所に行きます。
パスポートのスタンプの日付(帰ってきた日)が転入の日付になりました。

帰国後、市に転入届を出したら、
保険、年金、住民税・・・続々と支払いの用紙が届きました~。

国民年金は、収入に関係なくいくら、と決まっているので
どれくらいか計算できていましたが、
国民健康保険は、前年度の収入によって保険料が決まるので、
ドイツに行く直前まで働いていた私は、結構おおきい額となりました・・・
住民税は上の通りです。

その他

役所以外でも、アパートや電気、ガス、水道、郵便などの手続きもありますね。
私達夫婦は、日本では家も持ってないしお互い実家のままなので、
未だに両親にお世話なっている状態。。。
この辺の手続きはしていないので省略させていただきます。。

在外選挙制度

海外でも日本で選挙があった場合に投票することができる制度です。
そのためには日本で転出届を出していないといけません。

転出届を行わないと国内の選挙人名簿に登録されたままとなるため、
在外選挙人名簿へ登録できないからです。

お恥ずかしながら前回はこの制度のことを知らなかったため、
まだ登録していません。今回は登録する予定なのでまた記事にします。

参照:在外選挙制度とは(外務省)

この記事に書いてあることは私の経験談です。
正確なことはお住まいの役所にてご確認ください。

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