いくつもある語学学校から、自分の行きたい学校を選ぶのは難しいと思いますが、
私の選び方や感想について書いています。
私は一時帰国等で数か月通っては辞め、というのを繰り返していたので色々な学校に行きました。
1カ月だけTANDEM FRANKFURTに通い、Studio MondialeでまたStufe1から通い、2を終えて日本に帰り、また2と3をここで受ける。そのあと4~8までVHS(Volkshochschule)Frankfurtに通いました。
しかもVHSでは、4、5、6~8と3回違うクラスに通ったので、経験は豊富な方だと思います(笑)
運…?!
色々なクラスでドイツ語を勉強してみて思ったことは、
どの学校がいいといよりかは、先生やクラスとの相性ですべて決まるということ。
授業の前半と後半で先生が変わったりすることが多いので、
自分と合わない先生が一人いたとしても、そこまで深刻にはならないと思います。
なので時間や料金、場所や設備や使うテキストなどなど…
そういう点を優先して考えていいと思います。
あとは、運!
ただし、料金の高い学校に行った方が、
いい先生、やる気のあるクラスメイトに出会える確立は高くなるかもしれませんが…!
(高い学校の経験ないので何とも言えませんが…)
同じ学校でも、先生・クラスメイトが変わると、授業も全然違う!というのは本当に本当です。
※追記 あと人数も重要!
個人的にはクラスの人数は10人くらいまでが良いかなーと思います。
クラスにもよるかと思いますが、私の行ったVHSのクラスは15~17人位と多くて、
なかなか発言のチャンスがやってきませんでした。
どんなに人数が多くても、積極的にどんどん発言出来る人は多くても問題ないと思いますが、
私のように気が小さくて大人しい人は…(笑)10人くらいだと程良く発言もでき良いかと思います。
あとは先生のそばの席に座っていると比較的よく喋れる気がします。
レベルが上がるとつまらなくなる?!
私も初級の頃のクラス・先生が一番良かったと思っていたのですが、
一般的に初級クラスの方が充実感が高い傾向にあるようです。
初級では基本的なことを学び、ドイツ語を話すのに絶対必要な文法をたくさん覚えます。
毎日毎日が新しいことの発見!みたいな。
レベルが上がり基本的な文法を一通り終えると、以前に習ったものが複雑になったものを学んだり、
語彙や言い回しを増やすなど、ドイツ語を磨く為の授業になってきます。
なので、感動的な新発見ということが初めのころより少なくなり、
授業をつまらないと感じる人も多い・・・
こんな話を先生もしていて、私が感じていたことと全く同じだったので納得。
Intensivkurs(集中コース)
私が今まで行った語学学校ではIntensivkursという1日3時間の授業が週に4~5日あるコースがメインでした。
早くドイツ語出来るようになりたいと思っていたし、私もそのコースを受けていました。
ドイツ語のレベルは、A1→A2→B1・・・と上がっていきますが、Intensivkursを休みなく受け続けていると
A1の初心者レベルからC1の上級レベルまで一年かからずに行くこともできます。
ひとつのコースはだいたい1ヶ月で終わり、翌月はよほどひどくないかぎり次のレベルコースへ申し込むことができます。
そして次のレベルになって新しく入ってくる参加者もいます。
そういう人たちはレベルチェックのテストを受けて入ってくるということもあり
エスカレーター式にレベルアップして行った人とレベルの差ができてしまうこともありました。
実際私がそうでして、始めは優等生だったのに、段々付いていけない状態に…汗
A1、A2くらいは授業をちゃんと受けていれば問題ないかなーと思いますが、
B2位まで行くと、大学を目指している人なども増えてきて、ペラペラしゃべる人も多いので
やはり努力しないとそのレベルに付いていくのはキツイかと思います。
特に私のように、家では日本語のみでドイツ語を話す機会があまりない場合は
聞き取りや会話などの練習をたくさんしないとだめですね~
・・・とは分かっているがなかなか実践出来ずに今に至ります(最近はもう諦めモード。。)
2012年10月追記
その後、ミュンヘンに来てVHSとプライベートの学校にちょっとだけ通ってみました。
フランクフルトでもそうでしたが、VHSは授業料は安いのですが、先生の当たり外れが結構あると思います。
プライベートの学校でも厳しい先生や厭味ったらしい先生などいましたが、
授業の内容についてよく考えている先生が多いというか。。
わかったような事を言って恐縮ですが、色々な先生の授業受けるとかなり差があると気付きます。
私が良いなと思った先生は、授業の計画がちゃんと立てられている先生です。
教科書以外にも会話のテーマやプリントやゲームなど毎回考えてくれる先生も、今日はどういうことをするのかなと楽しかったのです。
反対に私が外れだなーと思うのは、やる気のない先生。
前回私が習ったやる気のない先生は、教科書を読んで、教科書に乗っている問題やって…というだけでした。
何を宿題にしたかもチェックしていなくて、毎回「今日の宿題は何だっけー?」と生徒に聞いてるくらいで。。
そして話が逸れてそれが長く続いたり、1人の生徒との討論が長く続いたり…
授業の計画をしっかり考えている先生は、話しが逸れたりしても、ちゃんと元に戻ります。
好みの問題もあるかとは思いますが、やはりちゃんと準備されている授業は充実していると思います。
ミュンヘンの学校についてはまだ書いていないのですが、いずれまとめたいと思います。