上の写真は思わず写真を撮ってしまったWeiterstadtのショッピングセンターLoop5のトイレです。
男性トイレにはセクシーなお姉さん、女性トイレにはマッチョなお兄さんのマネキンが飾ってありました。
ということで今日はドイツのトイレについて書いてみたいと思います。
観光の時に役立つかもしれない情報と、ドイツで生活していて気付いたことなどを紹介したいと思います。
男性トイレの話はよくわからないので、またちょっと違うかもしれません。
トイレは有料?
海外ではトイレは有料というのは有名な話かと思いますが、ドイツのトイレも基本的に有料です。
ドイツに来たばかりのころはトイレにお金払うの嫌だと思っていましたが、掃除の人が常駐していたりで綺麗なのでいいかなと思うようになりました。たまにお金払うのにあまり綺麗でないトイレもありますが…綺麗なところが多いです。
支払いですが、入り口に係りの人が座っていたりお皿が置いてある事が多いです。
金額は任意で、だいたい30~50セントくらい入れます。
場所によっては金額が指定されていることもあるので貼り紙等ないかチェックします。
駅のトイレなどでは、入り口に自動改札のような門がなっている所もあり、お金を入れて中に入ります。
その場合は両替機が設置されていることも多いです。
個室のドアにコインを入れる所があって、コインを入れないと入れなかったり鍵がかからなくなっている所もあります。男性だと個室はコイン式、小だけなら無料というところもあるそうです。
利用者向けに無料のところも
全てのトイレが有料と言う訳ではなくて、無料のところもあります。
例えば空港や美術館、レストランで食事をした時などは基本的に無料です。
また、大きいスーパーやショッピングセンターなどでは利用者向けに無料のところもあります。
駅前など立地が良いところのファーストフード店などは有料のところもあります。
また無料だけど鍵がかかっているなど、利用者以外が使えないように対策しているところも。
例えば、あるカフェのトイレは、店員さんに鍵を借りるシステムだったり、あるスタバでは暗証番号式の鍵が付いていてレシートにトイレの暗証番号が書いてありました(日によって違う)。
ドイツのトイレの特徴・設備など
ドイツのトイレの特徴などについて紹介したいと思います。
特に変わったところはないので、使い方で迷ったりすることはないと思います。
念のためですが…和式トイレは見たことありません。
トイレのマーク
ドイツ語トイレは「Toilette」ですが「WC」と表示されていることも多いです。
男性は「Herren」女性は「Damen」というのは一応覚えておいた方が良いかも。
↑このような絵で示している事の方が多いので迷うことは少ないと思いますが、レストランなどに行くと、内装に合わせておしゃれな表示になっていて分かりずらいこともあります。
文字だけだったり「H」「D」しか書いてないトイレもありました。
流水ボタン
日本のトイレではレバーを回して流すことが多いですが、こちらはボタンが多いです。
このように壁に流すボタンがついています。かなり大きいです。ストップボタンもあります。
上の写真はうちのトイレの流すボタンですが、流す時は下の部分を押して止めるときには上の所を押して戻す感じです。STOPを押さないと自然に元に戻ります。
日本のレバーに大と小があるのと同じで、このボタンが二つに割れていることもあります。
また、このような大きいボタンではなくて小さいボタンの時もあります。
このトイレの様にタンクが壁に埋まっているトイレも多いですが、タンクが付いているトイレはタンクの上にボタンが付いています。(写真右)
また豪快にバシャーっと流れるトイレも多く、外でトイレに入ると便座に水が飛び散っている事がよくあります。
ウォシュレット・暖房便座・音姫などの機能はない
日本はトイレに関して独特の文化がある国だと思います。
家でも外でも高機能なトイレが多く、本当にトイレ先進国ですよね!
こちらでは日本ではかなり普及している暖房便座、ウォシュレットも見たことありません。
お店や会社の女性トイレで良く見る音姫(トイレ用擬音装置というらしい)もドイツではありません。
どうやらトイレの音が恥ずかしいというのは日本独自の文化みたいですね。
実際にそういう話しを外国人に聞いてみた事はないので定かではありませんが、外でトイレに入ると隣から豪快にジャーーーーーーっと聞こえてきます。
音が恥ずかしいという概念がないからなのか、こっちの人は膀胱が大きめなのか?音も大きく勢いもよく、量が多い人が多い気がします!
ウォシュレットがないと困る!と言う方に朗報。
先日、TOTOとドイツの陶器メーカーVilleroy & Boch社が提携するとニュースを見ました。
今後ドイツでも日本の高機能トイレが広がると良いですね!
→TOTOとVilleroy & Boch(独)が提携を締結(TOTO)
どうしてもないと困る!と言う方には、旅行用の携帯ウォシュレットもあります。
生理用品を捨てる袋
このような紙袋やビニール袋が設置されていることがありますが、これは生理用品を入れて捨てる用の袋です。
うちのトイレにも使っていませんが、この袋を設置する箱が壁に付いています。
紙タオル
手洗いの所には紙タオルが設置されていることが多いです。
これは助かります。汗をかく季節以外はハンカチを持ち歩かなくても困らないです。
見ていると大胆に3~4枚取って使う人が多いです。エコの国のはずなのに…
エアタオルが付いているところもあるけど、これは使わない人も多いですね。
そしてその場合、手を洗わずに出ていく人もけっこうみかけたり…
パウダールーム
日本のデパートのトイレや大きい駅の女性トイレでは手を洗う所とは別にお化粧を直すコーナーがあることが多いと思います。こちらではそういうものは見たことありません。
そもそもトイレでじっくり化粧直しをしている人があまりいないような。
街中のトイレ
ミュンヘンのトイレ
ミュンヘンなど街中でしたら、レストランやカフェに寄った時に借りるか、それ以外でしたらデパートのトイレに入るの良いかと思います。
基本的にチップが必要だったり有料ですが、中には無料トイレもあります。
例えばマリエンプラッツの地下にある駅のトイレは無料です。
ただしあまり綺麗ではありませんのでお勧めはしないです。
夫はこのトイレで個室は入ったことないけど小なら問題ないと言っていたので男性は平気かも?
ショッピングセンターPepのトイレ
トイレに入ろうとしたら、便座が回っていてびっくりしたトイレ!
流した後に、便座が回転して自動で清掃してくれます。
ちなみにここのトイレは50セント払って入るのですが、その時に50セント分の商品券が発行されます。
しかしどの店で使えるのかわからず使えず仕舞い…(ショッピングセンターに入ってるスーパーでは使えませんでした)
アパートのトイレ
ドイツのアパートのトイレはお風呂やシャワー、洗面台と一緒になっていることが多いです。
広いアパートや、一戸建て家にはこのようなトイレの他に、ゲスト用トイレと言うのがあって日本の家と同じような個室トイレが付いているところもあります。
うちのトイレはお風呂・洗面台と同じ部屋にあります。更に洗濯機も置いてあります。
家では便座がひんやりするのは嫌なので日本から便座カバーを持ってきています。(サイズが合わないものもあるので買う時は要確認)
トイレカバーは売っていないけど、デコ便は売っています。
デコ便(デコレーション便座)とは、絵がかかれていたり色が付いている便座&蓋です。今思いついたので正式名称ではありません笑
ホームセンターに行くとカラフルな便座が売っているので自分の好きな色柄に取り替えたりできます。
あと便座の高さが日本より高めだと思います。日本の実家に帰ると低っ!と思います。でもすぐ慣れて気にならなくなるので、やはり私には日本サイズが合っているのかもしれません。
ドイツ人は日本人より身長が高いので当然と言えば当然ですが、トイレの鏡も高めの位置に付いていると思います。
トイレットペーパー
何枚重ねかは「lagig」で表示されていて、数字が大きい方が高級とされているようです。
5-lagigというのもあります。香り付や柄付きのものもあります。
私はいつもdmの3-lagigを買っています。