ミュンヘン中心部、レジデンツの北側にある面積3,75 km²の巨大な公園。
細長い形で北側の端は5キロくらい先、地下鉄だとOdeonsplatzから7駅先のStudentenstadtまで延びています。
公園内にあるクラインヘッセローアー湖の北にIsarringという道路が走っていて公園が分断されていますが、ここより南がSüdteil、北がNordteilとなっています。
公園内の案内図もSüdteil(南側)とNordteil(北側)に別れています。
有名な見どころは中心部に近い南側に集まっていて、散歩している人や日光浴をしている人も南の方が多いです。北の方に行くと人が少なくなってきてのんびりした空気が流れています。
ちなみに一年間では約350万人が訪れるそうです。
ということで、全部は見て回ってないのですが、
エングリッシャーガルテンの見所などをいくつか紹介したいと思います。
Japanisches Teehaus(日本茶室・閑松庵)
公園内には日本の茶室もあります。
1972年のミュンヘンオリンピックの際に裏千家からの寄贈により建てられたものだそうです。
関連記事:【ミュンヘン】Japanfest (ミュンヘン日本祭り)
- Königinstraße 4, 80539 München
- http://www.urasenke-muenchen.de(独語)
Monopteros(円形神殿・モノプテロス)
丘の上からは、フラウエン教会などミュンヘンの建物が見えます。
Chinesischer Turm(中国塔)
1789~90に作られた高さ25mの塔。
しかし1944年爆撃により焼失してしまい、その後1952年に復元されました。
ここはレストランもありますが、
夏にビアガーデン、冬はクリスマスマーケットが開かれ多くの人で賑わっています。
関連記事:
【ミュンヘン観光】クリスマスマーケット巡りその2(2012年)
【ミュンヘン】Chinesischer Turm(中国塔)のビアガーデン
- Englischer Garten 3
- http://www.chinesischer-turm.de
Kleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)
1803年に作られた人口湖。当初は35,000㎡程の大きさでしたが、1807~12年に拡張され現在は86,410 m²となっています。
湖にはKönigsinsel、Kurfürsteninsel、Regenteninselの3つの島もあります。
また畔にはレストランがあり、夏はビアガーデンにもなっています。
貸しボートもあり、夏はたくさんのボートが浮かんでいます。
- Seehaus:Kleinhesselohe 3, 80802 München
- http://kuffler.de/de/muenchen/seehaus/
Amphitheater(野外劇場)
北部には小さな円形劇場があります。
これは1985年に作られたもので、夏になると野外劇場として使われています。
Rumfordhaus(ランフォード・ハウス)
中国塔の北側にある建物。1791年に建てられ、
当初は士官用のクラブとして利用されていましたが、現在は子供センターとして使われているそうです。
Steinerne Bank(石のベンチ)
もともとここには神殿が建っていたのですが、木造だったため朽ちてしまいました。
1838年、神殿があった場所に石のベンチが作られました。このベンチの土台部分は神殿の土台だったものが使われています。
川や湖や橋など
公園内にはSchwabinger Bach, Eisbach, Oberstjägermeisterbachという小川が流れています。
全長は約8.5キロほどにもなり、橋の数は100以上。
Wasserfall(滝)
数ある橋の中で、ここは撮影スポット?なのかは分かりませんが、
人がたくさんいて、写真撮っている人が多かった場所。
日本庭園の東側にある橋で、そこからは滝が見られます。これは1815年に造られた人工滝だそう。
サーファー
公園内を流れる小川Eisbachの始まり部分は、とても水が豊富で流れが速く、
サーファーとたくさんの見学者が集まっています。
川でのサーフィンは始めは不思議に感じましたが、ドイツでは公園でも水着で日焼けしたりする人が多く、ビーチみたいな光景が見られるので、別に不自然ではないのかも?!
Biergarten(ビアガーデン)
英国庭園の広大な敷地には、上で紹介した中国塔、クラインヘッセローアー湖以外にもビアガーデンがあります。
関連記事:【ミュンヘン】ビアガーデンリスト&地図
夏の英国庭園
春から夏にかけて、特に週末は混み合っています。
ピクニックしている人、日焼けしている人、運動している人などなど。
こんなに広いのに、人がいっぱい!
秋の英国庭園
Englischer Gartenの地図
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1. サーフィン
2. Japanisches Teehaus(日本茶室・閑松庵)
3. Wasserfall(滝)
4. Monopteros(円形神殿・モノプテロス)
5. Steinerne Bank(石のベンチ)
6. Chinesischer Turm(中国塔)
7. Rumfordhaus(ランフォード・ハウス)
8. Kleinhesseloher See(クラインヘッセローアー湖)
9. Seehaus
10. Hirschau
11. Amphitheater(野外劇場)
12. Aumeister
公園の詳しい案内図はBayerische Verwaltung der staatlichen Schlösser, Gärten und Seenのサイトにて見ることができます。→Südteil・Nordteil(PDF)
参考サイト
- Englischer Garten(Bayerische Verwaltung der staatlichen Schlösser, Gärten und Seen)
- Englischer Garten(muenchen.de)
- エングリッシャーガルテン(Wikipedia)