帰国が近づくとドイツの預金をどうやって日本へ持ち帰るかということを考えなくてはなりません。
ユーロを円する方法、日本へ持って帰る方法は色々あるかと思いますが、
私は以下のようにしてドイツから日本へお金を持って帰りました。
ここでは主にドイツのSparkasseから新生銀行の外貨預金の口座に送金した時のことについて紹介しています。
日本へお金を持って帰る方法
使っちゃう
私たちは最後にちょっと大きな買い物したり、旅行へ行ったり
また引越し代、航空券も自分で買ったので最後の数か月でけっこう使っちゃいました。。。
ドイツのに暫く残したままに
帰国後もお給料やアパートのKautionが入金されたりということがあったので、
数か月後に口座を閉じ、残ったお金は日本の銀行に送ってもらうように手続きし、少し口座にお金を残してきました。
帰国後すぐに夫がヨーロッパへ長期出張がありEURでの支払いがけっこうあったので助かりました。
出張費はEURで払って後で日本円で清算だったので、これが一番効率の良い両替方法だったかも?!
口座を閉じた時の話はまた別に書きたいと思います。
現金で持って帰る
夫がまた出張で来る予定があったので現金でも少し持って帰りました。
日本の銀行へ送金
使い切らなかった分は、Sparkasseから、日本の新生銀行の口座への送金しました。
よくわからないので、とりあえずやってみよう!と言う感じで試してみたのですが、
無事に日本の口座へ入金されました。
ということで、ここではオンラインから手続きした時のことを紹介したいと思います。
送金はできたけど、よくわからないままの所が多いのであまり参考にならないかもしれませんが…
Sparkasseのオンライン手続き
オンラインバンキングにログインし、左のメニューよりAuftrag erfassen→Auslandszahlungと進む。
「Auslandszahlung」のページで上の方にある「Auslandsüberweisung」のタブから送金できます。
※Sparkasseのオンラインバンキングのページは10分くらい操作しないと自動的にログアウトしてしまいます。入力する項目について予め準備してから操作すると良いと思います。
入力項目について
*は必須項目です。必須じゃなくてよく分からないところは全て空白にしてしまいました。。。
Begünstigter (Name oder Firma)* | 受取人(会社名or名前) |
Straße* | 住所 |
Stadt/Ort* | |
Land* | |
Kontonummer/IBAN* | 口座番号 |
Kreditinstitut des Begünstigten(受取人の銀行情報) | |
BIC* | SWIFTコードを入力しました。 新生銀行SWIFTコード:LTCBJPJT |
Name des Kreditinstitutes* | 銀行名 (例)SHINSEI BANK, LTD., ○○Branch ※本店は「Head Office」 |
Straße* | 住所 (例)2-4-3 NIHONBASHI-MUROMACHI |
Stadt/Ort* | 都市名 (例)CHUO-KU, TOKYO |
Land* | 国名:JAPAN |
Betrag* | 送金金額 私の口座では1回(1日?)5000EURが上限のようでした。 |
Währung* | 通貨(EURで送りました) |
Verwendungszweck | 目的(必須項目とはなっていないが書いた方が良いみたい?) |
Zusätzliche Weisungen für das Kreditinstitut | 銀行への追加指示?(よくわからないので空白) |
Ausführungsart* | 送金形式の種類? ・Standard(SWIFT) ・Eilig(SWIFT Zusatzgebühren)急ぎの場合(要手数料) ・Scheckziehung 小切手? ・Scheckziehung an Kontinhaber 良く分からないのでスタンダード(SWIFT)にしました。 |
Weisungsschlüssel | 指示キー?受取人への通知?(良く分からないので空白) ・Avis an Bank des Begünstigten(送り状) ・Telefonavis an Begünstigten ・Telex-/Fax-Avis an Begünstigten ・Zahlung gegen Legitimation |
Entgeltregelung* | 手数料の負担をどうするか選ぶ。 ・SHA-Gebührenteilung (Share:送金手数料は依頼人負担、受取銀行の手数料は受取人負担。) ・OUR-alle Entgelte z.L. Kontinhaber (Applicant:送金手数料、受取銀行手数料は依頼人負担) ・BEN-alle Entgelte z.L. Begünstigte (Beneficiary:送金手数料、受取銀行手数料は受取人負担) 参考:三菱東京UFJ銀行 |
Konto Nr. bei abweichender Gebührenbelastung | 間違えがあった時の手数料などを払う口座? (よくわからないので空白) |
Auftraggeberkonto* | Sparkasseの口座番号 |
新生銀行の口座情報は下記を参考にしました。
→新生銀行に外貨を送金することはできますか?(新生銀行のよくある質問より)
手数料はいくらかかったか
上の様に入力し、分からないところは空白と適当に手続きしましたが、
2日後に無事に新生銀行の口座に入金されました。
で、結局手数料がいくらかかったかが一番気になるところか思います。
銀行や送金金額によって異なるとは思いますが、私の場合は以下の様になりました。
OURで送金
初めは手数料「OUR」で1000EUR送金しました。OURは送った側が手数料を負担するものです。
Sparkasseの口座から送金した1000EURと別に、手数料が50EUR引かれていました。高い…
内訳は以下の通りでした。
・ABWICKL.GEB 15,00 清算手数料
・SPESEN/DIV. 35,00 諸経費
受取側には手数料がかからないので、新生銀行には1.000EUR入金されていました。
SHAで送金
次に「SHA」で5000EUR送金しました。(私の口座では1回(1日?)5000EURが上限のようでした。)
こちらは双方で手数料を負担するものです。
Sparkasse側では手数料(ABWICKL.GEB)15EUR、新生銀行には4,987.50ユーロ入金されました。
ということで、新生側でかかった手数料は12.5EUR。合計27.5EURです。
SHAで送った金額の方が多かったのに、手数料はだいぶ安くなりました!
この後、違う金額でも送金しましたが、かかった手数料は同じでした。
これから日本の預金を増やしたいので「BEN」では試しませんでした。
※新生銀行のEURの口座へ入金したので、円にする時にまた手数料はかかります。
新生銀行
新生銀行の口座には外貨預金の口座も付いていて、オンラインバンクで簡単に操作することができます。
今まで使ったことなかったけど、今回役立ちました。
↑このように、日本円の預金と共にユーロの預金も確認でき、今日本円でいくらになるかということもわかります。
EURを日本円の口座に移すのも簡単です。