今年もそろそろクリスマスマーケットが始まる季節ですね!
昨年は日本から来客があったこともあり、クリスマスマーケットに何回も足を運びました。
ということで、案内しているうちに思い浮かんだクリスマスマーケットの楽しみ方や注意点などと、
ドイツのクリスマスマーケットはこんな感じだよ~という概要について紹介したいと思います。
実はこの記事は去年書いていたのですが、
書いている途中でクリスマスが終わってしまったので1年眠らせていました…笑
去年までの経験と記憶を元にした内容になりますが、
毎年だいたい同じ感じなので今年以降も参考になるかな~?と思います。
ドイツのクリスマスマーケットにはこういうものがあります
町や会場によって違いはありますが、基本的には以下の様なものがあります。
屋台
広場や通りに小屋がいっぱいならび、食べ物や飲み物・雑貨が売られています。
テーマがあったりかわいい飾り付がされていることも。
クリスマスマーケットで食べられるものや買えるものについては別の記事にまとめています。
→クリスマスマーケットで買えるもの&食べられるもの
Krippe、Weihnachtskrippe(クリッペ)
Weihnachtspyramide(ピラミッド)
上にプロペラが付いているピラミッドが飾られているクリスマスマーケットも多いです。
もともとはエルツ山地の民芸品だったものが広がり、クリスマス時期の飾りとして浸透したそうです。
このピラミッドの置物も売られています。
遊園地
ゴーカートや子供用のメリーゴーランドなどがあるところもあります。
エアフルトでは観覧車もありました。
舞台
イベント用の舞台が設置されているところも多いです。
バンドの演奏やコーラスなど様々なプログラムが組まれています。
スケートリンク
この時期、街中にスケートリンクが造られることも!
ミュンヘンのカールス広場や空港にもあります。
展示・デコレーション
クリスマスツリーやサンタクロースの他にも、色々展示がされていることもあります。
右はグリム童話の「カエルの王様」の人形。エアフルトのクリスマスマーケットにあったもので、色々なメルヘンのものが飾られていました。
左はドレスデンにあったもので、Schwibbogenというエルツ地方の蝋燭立て。
クリスマスのシーズンによく窓に飾られています。
中央はシュツットガルトですが、この兵隊さんのくるみ割り人形?もクリスマスのモチーフです。
後ろの建物の窓はアドベントカレンダーになっていました。
夜になるとライトアップされてとても綺麗ですし、クリスマスの時期は見て歩くだけでも楽しいです。
また、この時期は家の窓にも飾り付したり、庭やベランダをライトアップさせている家も多いので、住宅街を歩くのも楽しいかも?!
クリスマスマーケットは、それぞれの町で特色があったり、
会場によってテーマがあったりもするので、色々周って比べてみると面白いと思います。
例えばミュンヘンでも中世、芸術、ピンク・・・などあったりしますよ!
高いところへ行ってみよう
クリスマスマーケットはお店を見て回るのも楽しいですが、
ちょっと離れた所から全体を眺めてみるのも良いです。
そばに塔や丘があったりしたら是非上ってみてください。
上はミュンヘンのペーター教会の塔からみたマリエン広場です。
冬は5時半までですが、4時過ぎから暗くなり始めるので、ライトアップされた綺麗な様子が見られます。
注意することなど
寒さ対策
上半身は暖かいインナーやコートで結構大丈夫なものですが、
ずっと外にいると特に足元が冷たくなってきます。
私は冷え性だからかもしれませんが、タイツ+分厚い靴下+ブーツの中敷きでも冷たくなります…
地域や天気によって雪が降っていたり、気温がマイナスなんてこともあるので防寒対策は万全に!
スリなど注意
人が多くて混み合っているので、スリなどの被害も多発しているそうです。
貴重品の管理にはお気をつけください。
トイレの場所を確認
平日でしたら、近くのデパートなどにも行けますが、夜や日曜などはお店が閉まってしまうので近くのトイレの場所はチェックしておいた方がいいと思います。
ある程度の規模の会場だと仮設トイレが設置されていることもあります。
日曜や夜の時間も活用
ドイツのお店は夜は20時まで、日曜日はお休みということが多いのですが
クリスマスマーケットは日曜日もやっています。
日曜や夜お店が閉まってしまった後の時間を上手く利用して観光の計画を立てると良いと思います。
12月23日、24日のお昼頃まで
クリスマスマーケットは23日までで終わってしまったり、24日の午前中までなことが多いです。
24~26日は祝日でお店が全然開いていないので行きたい会場のスケジュールを確認しておくとよいと思います。
クリスマスの間は美術館などもお休みの事が多いので事前に要チェック!