ドイツで生活していると、家賃の振込だったり、オンラインショッピングだったり
何かと銀行で送金することがあるかと思います。
私も銀行への送金手続きには慣れてきたので、その方法について紹介したいと思います。
Sparkasseに口座を持っていて、ドイツ国内の銀行へ送金する場合の手続きについてです。
私が利用しているのはMünchenのStadtsparkasseです。
他のエリアのSparkasseとは多少違うところがあるかも知れませんが基本的には同じかなと思います。
Sparkasse以外の銀行については使ったことないのでわかりません。
Überweisung / Zahlschein(振込用紙)
こちらはドイツの振り込み用紙です。「Überweisung/Zahlschein」という名前です。
オンラインショップで買い物して支払いを銀行振り込みにした時などこの伝票が入っています。
これはH&Mのオンラインショップで買い物をした時に入っていたものです。
- Begünstigter 受取人の会社名や名前
- Konto-Nr. des Begünstigten
受取人の口座番号 - Bankleitzahl(BLZ)
銀行コード - Kreditinstitut des Begünstigten
受取人の銀行名(BLZから自動で入力される) - Betrag
振り込む金額 - Verwendungszweck
利用目的、オンラインショッピングの際には顧客番号を入力したりする。 - Kontinhaber/Einzahler
口座所有者(自動で入力される)
以前住んでいたところのSparkasseではこれをATMに読み込ませて、自動的に入力できたと思うのですが、
Münchenでいつも利用している銀行では読み込ます装置が付いていないんですよね~
なので自分で入力します。
銀行のATMにて操作する
SparkasseにはATMが数種類あるのですが、「Service Terminal」と書いてあるの機械で操作します。
1.機械にカードを入れる。
印刷していないKontauszug(明細用紙)がある場合はまずそれが発行されます。
何も印刷するものがないとメニューが表示されます。
2.「Konto Service」のメニューを選択
3.「Überweisung」を選択、必要事項を入力する。
上の振り込み用紙と同じような画面が出てくるので、順番に入力していきます。
4.入力が終わったら、確認画面が一度でます。あとはカードの暗証番号を入力して終了。
最後に控えが必要か聞かれるので、必要なら印刷します。
オンラインバンクより送金
オンラインバンクを利用している場合は、家からも送金の手続きをすることができます。
ログイン後、左のメニュー「Auftrag erfassen」をクリックするとÜberweisungのページになります。
上の画面に必要事項を入力していきます。これはATMで操作する時と同じです。
TAN(トランザクション認証番号)
TAN(ドイツ語だとTransaktionsnummer)はオンラインバンクを利用する際に使うワンタイムパスワードです。
オンラインバンキングで送金などする際に、毎回違うパスワードが発行されます。
契約時にSMSでその都度受け取るか、専用の器械を買うか聞かれました。
私たちは器械を買う方を選択。右の写真、赤い小さい器械にカードを挿して使います。
これ、使い方は簡単なのですが、器械に弱い私は慣れるまで何度も失敗しました…汗
あと使えるのは夫のメインカードのみ。私のZweitekarteは使えません。
始めの画面で送金先の口座情報や送金金額を入力した後、下の様なTAN入力の画面になります。
1.器械に銀行カードを挿す
2.Fボタンを押す「Übertragung aktiviert」と画面に出る。
3.器械の背面、上のほうにあるところを画面に当てる。
4.warten…みたいな文字が表示されるので、しばらくそのまま待つ。
5.器械のモニターに入金先の口座番号が表示されるので確認して「OK」ボタンを押す。
6.次に入金金額が表示されるので確認して「ok」ボタンを押す。
7.次にTANが表示されるので、それをPCの画面に入力。
以上の説明は、TAN入力する場面でサイト上にも書かれています。
※画面に器械をかざすときは背面の上の方にある穴を画面に当てるようにします。
私ははじめ、モニターに対して垂直にかざしていてエラーばかりでした笑