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ドイツの公共交通の種類&電車・バス・トラムの乗り方

ドイツと日本では電車の乗り方もだいぶ異なります。
ドイツ国内でも地域によって少し異なる点もありますが基本的な事をまとめてみました。

主にフランクフルト・ミュンヘンでの経験をもとに書いてあります。

目次

電車・地下鉄等

S-bahn(Schnellbahn)は高速鉄道、DBが運行している近距離を結ぶ電車です。
S-Bahnよりも長い距離を結ぶRE(RegionalExpress)とかRB(RegionalBahn)もあります。

U-bahn(Untergrundbahn)は地下鉄。フランクフルトやミュンヘンなど大都市にあり、こちらバスやトラムと共に市の交通局が運営しています。(切符はS-bahnやRBと共通で使える)

日本のように改札はなく、券売機等でチケットを買いそのまま電車に乗ります。
フランクフルトにはありませんでしたが、ミュンヘンでは切符の種類によっては電車に乗る前にチケットに刻印をする必要があります。

これを忘れると、無賃乗車と同じになってしまうので要注意です。

S-BahnとかRBなど普通の電車でも、1等車があるので「2」と書いてある所にのります。
(ドアなどで仕切られているのでわかると思います)

乗り降りする時には全部のドアはあきません。
ボタンを押したり、ハンドルを引っ張ったり様々です。

トラム(Tram/Straßenbahn)


路面電車。市内のいろいろな所を走っていて便利です。
乗り降りは自分でボタンを押してドアを開けます。

基本的にはどこのドアから乗っても大丈夫。
ミュンヘンではトラムの中に打刻の機械があるので一番最初に乗った時は車内で刻印します。

バス

バスは何種類かあって、自分でボタン押して開ける場合と、運転手さんが開けるバスがあります。
ボタンがなかったら後者です。

降りる前には、「STOP」のボタンを押して
降りますサインを出さないと、バス止まらないので注意です。

バスは地域ルールがあり、乗り方が微妙に違ったりするので
旅行の時などは周りの人を観察しながら乗っています!

ルールといってもそんな難しいことではなく、
チケットの打刻の有無とか、前から乗らなくちゃいけないとか、
運転手さんにチケットを見せてから乗るとか等です。

以前住んでいたダルムシュタットのバスは刻印などもなく、基本的にはどのドアから乗り降りしてもOKでしたが、中には後ろの扉に「Nur Aussteigen」(降車専用)と書いてあるバスもありました。

そういう時は、乗るのは前から、降りるときは後ろから降ります。

ミュンヘンのバスには夜9時以降は前から乗ってチケットを見せるようにと書いてあります。

←写真は、休憩中のバスです。

コーヒーマークにPAUSE!「休憩中!」
堂々と休憩できる感じがドイツらしくていいですね!

ICEなど特急電車

ドイツの新幹線、ICE(Intercity-Express)。

チケットを買う時に席を指定することもできますが、指定なしでも乗れます。

座席のところに「Frankfurt-Darmstadt」などの表示があります。

これは、FrankfurtからDarmstadtの間、座席指定している人がいます、という意味で、それ以外の区間だったら、指定していない人も座って大丈夫です。

この座席指定、予約の時にいくらかプラスして払うのですが…
電車が遅れたり等のトラブルがあると、なぜか指定が関係なくなる??という現象が起きます。

なんでだかわからないけど、二度程そういう経験をしたことがあります。
「そこ私の席です!」と言ってみたものの、
「電車遅れているから関係ない。自分の予約した席にも他の人が座っている」と言い返されてしまいました…

一度は別の席になんとか座れたからよかったけど、一度は満員のICEで座れずに立ってました…
せっかく別料金はらったのに…

コントロール(検札)

改札がない代わりに、チケットをチェックしに検札がやってきます。
毎日のように電車に乗っていると、1週間に1回くらいは遇いますかね。

・・・と思うと、1日2回遭遇したこともあります!
ICEなどの特急や長距離の電車はほぼ100パーセント来ます。

DBの制服を着ている人のこともあれば、私服のこともあります。
急に来るので、ちゃんとチケット持っててもドキドキしちゃいます。

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