夫のドイツ滞在に付いていく妻は、滞在許可をもらうために
用意しなければならない書類「結婚証明書」。
本当にこの人の妻ですよって、証明しなくてはならないのですが
そもそも日本には公的な結婚証明書ってものがないので、
大使館のサイトにも「結婚証明書(戸籍謄本のドイツ語訳)」と書いてあります。
これがなかなかめんどくさかったのですが…
難しいことはありません。
同じく旦那さんの赴任出来ているお友達に聞いたら、
戸籍謄本提出して、あとは会社でやってくれたとか…
自力でやる方は参考にどうぞ!
1、戸籍謄本を取り寄せる
うちの場合は、本籍地が遠いので、申請も郵送でしなくてはならず、
ここで1週間くらいかかりました。
2、外務省に行って、戸籍謄本にアポスティーユをつけてもらう
アポスティーユって???
知らない単語で難しさ度が一気にアップした感じです!
簡単に言うと、アポスティーユとは、
戸籍謄本等の書類が本当に正しいものですよ、っていう証明のことです。
外国の人に戸籍謄本見せたって、本当に正しい書類なのかってわかんないですもんね…
申請すると、戸籍謄本に本籍地の市長さんの名前などが英語で書かれた紙が添付され、
スタンプが押されたものが返ってきます。
申請に手数料はかかりませんでした。
郵送でも申請できます。
私は窓口で申請して、受け取りは郵送にしました。
その場合は、簡易書留での返送になるので、380円の切手を貼った封筒も持っていくのをお忘れなく。
不備がなければ、翌日の夕方に発送と言われました。
外務省なんてめったに行くことないので、いい経験になった♪
詳しくは、こちらでご確認ください。
外務省:各種証明・申請手続きガイド
3、アポスティーユ添付の戸籍謄本を翻訳してもらう
今度は戸籍謄本をドイツ語に翻訳です。
東京のドイツ大使館管轄地区にお住まいの方は、
ドイツ大使館のサイトに翻訳事務所のリストが載っていますので、
そこから選んでお願いします。
「下記翻訳事務所で訳されたものについて大使館で認証を行います。」
と書いてあるので、掲載のところでお願いするのがいいと思います。
戸籍謄本の翻訳ってがんばれば自分でもできそうじゃない??
と思っていたのですが…これは自分じゃ無理ですね…
書類が戻ってきて、ただローマ字にすればいいってもんではないということが分かりました。
大使館の認証する欄がある用紙や、
ドイツ語で「戸籍」についての説明の用紙も添付されていました。
私がお願いしたところは4000円でした。
人数で値段が決まるようなので、子どもがいたりすると、もうちょっと高いと思います。
参照:翻訳事務所のリスト
4、翻訳された戸籍謄本の認証をしてもらいにドイツ大使館へ
翻訳してもらった戸籍謄本を持って、今度はドイツ大使館へ行きます。
そこで、その翻訳が正しいものですよーっていう認証をしてもらいます。
窓口があいているのは8時から11時です。
以前行った時も朝早くに行ったらそんなに待たなかったので、
今回もがんばって8時過ぎくらいに到着。
そんなに待たずに自分の番になりました。
着いてから受け取りまで30分もかからなかったくらい。
翻訳事務所でつけてもらった用紙に、
認証のサインとスタンプが押されまして、やっと準備完了!
ちなみにお値段は20ユーロ、私が行った時は2500円でした。
とりあえず、日本でできることはこれで終わり!