ドイツで生活するには欠かせない、スーパーマーケット!
やはり日本とは違うところも多いし、始めは戸惑うこともありました。
私が気付いたことや日本とは違うところをまとめてみました。
入ったら買わないと出られない
・・・というわけではないけど、
入口と出口が別れていて門みたいのがついています。
そして出口はレジのみ!
入口に門が付いていなかったり、レジの横に出口があったり、
自由に出入りできるお店もあります。
そうでないお店も、買うものがなかったとして、
レジから出ても、もちろん大丈夫なのですが、
並んでいたりすると、「ちょっとすみません」と人の列をくぐり抜けて出なくてはいけないので、ちょっと出づらいです。
あと、出る時にリュックサックの中身を見せろとか言われたこともあるので・・・
お店に入ったら欲しいものがなかったとかもあるので仕方ないのですが、
買う予定がない時はなるべく入らないほうがいいと思います。
カートはコイン式そして大きい
カート置場では沢山のカートが連結されていて、
コインをいれると前のカートとつながれているチェーンが外れます。
買物が終わったら、チェーンをつけるとコインが出てくる、という仕組み。
盗難防止だと思います。
お店によりますが、カートに入れる使えるコインは1€が多くて、50セントや2€コインが使える物もあります。
なので私はいつも「絶対使わない50、1、2コイン」をお財布に入れてます。
Einkaufsmünze(買い物コイン)というカートに入れる用のプラスチックのコインもあります。
あと、カート周辺で「両替してください」と頼まれることも何度かありました。
なのでいざとなったら側にいる人に両替をお願いするのもありだと思います!
カゴがない
カゴあるお店もありますが、カートのみのお店も結構あります。
REWE、toom、Edeka、realはカゴもありますが、
Aldiとかの安い倉庫系スーパーにはカートのみ。
カートを使わない人はどうやってるかと観察していると。。。
- 手にいっぱいかかえる
- 商品の入っていた段ボール使用
- マイカゴorエコバックに入れる
自分が持ってきた袋に商品を入れるのって、
ちょっと気が引けるのですが、結構そうしてる人もいます。
野菜は量り売り
スーパーで売っている野菜や果物。
Packung(一袋)やStück(一個、一束)などで値段が決まっている場合と、
1kg、100gいくらって重さで値段が決まるものがあります。
前者はそのままレジに持っていけばいいのですが、
重さで決まるものは自分で値段シールを発行しないといけないこともあります。
これはお店によって異なりますが、野菜売り場に量りがあって、
自分で重さを量って値段シールを発行してレジに持っていくタイプと、
レジで買う時に、店員さんが重さを量るタイプがあります。
自分で量るタイプのお店では忘れてしまうとレジの人にため息つかれちゃったりするので忘れないように!
でも、そういう人用に、レジのそばに量りがあるお店もあります。
お肉、魚、チーズはカウンター
普通の棚にパックされて売っているお肉やチーズもありますが、
専用のカウンターがあって、そこで量り売りをしてくれます。
(AldiやLidlのようなスーパーにはこのカウンターはないです。)
これは慣れるまで大変だし、実際お肉やチーズをみても正直なんだかよく分からない(笑)
でもカウンターの方が種類も豊富で、少量でも買うこともできるので便利です。
魚は扱ってないお店も多いですが、大きめのお店だとコーナーがあります。
冷凍されているものもあって、思ったより重くて値段が高くなったりします。
荒れてる店内?!
スーパーだけではないんですが、お店が散らかっていることが多い。
なんていうのかな、セール会場みたいな感じ?!
冷凍食品の棚にコーラが入っていたり、パン売り場にヨーグルトが一つぽんと置かれていたり…
買おうと思ってカゴに入れたけど、やっぱやめたって場合、
普通は元の棚に戻しに行きますよね?
もちろん、全員がそうではないんですが、なんでこの商品がここに?
っていうことにちょくちょく遭遇します。
あとお菓子や乳製品のパックがあまり頑丈ではないのか、
袋が破れて中身が出ちゃっているものもみかけます。
買うときはもちろん、持ち帰るときにも要注意です!
私はバッグの中身がヨーグルトまみれになったことあります・・・
レジはベルトコンベア&店員さんは座っている
ドイツのスーパーのレジの人は座っているよー
っていうとみんなびっくりしますが、目で見てみると、けっこう自然な光景です。
久しぶりに日本に帰ると逆に、なんで立ってる?って思っちゃいます。
スーパーのレジはベルトコンベア式で、買うものをベルトの上に置くと、
店員さんはそれをピッピッピッと右から左へ~といった感じで流していきます。
お客さんはレジを通ったものからどんどん袋へ入れていきます。
お財布準備しときたいし・・・でも袋詰めもしなきゃだし・・・
と、ひとりで買い物するときは、大忙しです。
でも他の人を観察してみると、あせってやっている人なんていないし、
お金だすのも店員さんとお話しながらのんびり~なんて人も結構います。
そいういうのに気づいてから、落ち着いてお買いものできるようになりました。
レジ内で飲み物飲んでる人もみたことあるし、
チョコ食べている人もみたことあるし、
となりのレジの人と大声で話しながらってこともあるし
(お客さんもその会話に加わることも・・・)
文化の違いを感じますねー
レジに並んでいると…
レジに並んでいる時に何度か経験したのですが、
「急いでるから前入れて!」とか「1個しか買わないから先にいい?」ということがあります。
反対に私が少ししか買い物していなかったら、前に並んでいる人に「先にいいよ」と前に入れてもらったこともあり。
日本ではこういうことあまりなかったので興味深かったです。
レジ袋は有料
スーパーの買い物袋が有料っていうのは結構有名だと思いますが、
レジのところに袋が置いてあるので、それも一緒にベルトコンベアに載せます。
袋は何種類かあって、布の袋もあります。
小銭の出し方
ドイツは釣銭の計算の仕方が違うから、買い物で端数を出すと困惑されるみたいなことを前にガイドブックか何かで読んだのですが、実際には小銭ある?って聞かれることも多いです。
例えば10.08EURの時、20EUR出そうとしたら8セントとか10セントあるか聞かれます。
また、5.90EURの時に10EUR出そうとしたら10セントあるか聞かれ、一瞬???となりました。
日本でコンビニバイトしていた時があるのですが、そういう風に間違って小銭を出す人もいたので間違いかと思いきや、ドイツではこれは間違えではありません。「20セント」コインがあるからです。
10.00-5.90は4.10ですが、10セント足すことにより4.20EURのお釣りになります。
大きいお金はあまり持たない
スーパーでは大丈夫だと思いますが、パン屋さんなどで数ユーロの時に50EURとか出さないほうがいいです。
私は以前、パンや屋さんでパン数個とコーヒーを買って7EURくらいになって、50EUR出したら、「両替はできない!」って怒られました・・・ でも本当に50EUR札しか持っていなくて、なんとか大丈夫だったんですが、お釣りを叩きつけられてすごい嫌な思いをしました。
それ以来、いつも細かいお金が入っているか気を付けるようになりました。
でも銀行でお金下ろすと、50EURでてきたりしちゃうんですよねぇ。
ECカードが便利
スーパーで買い物をしていると、カードでお会計している人がけっこういます。
これはEC-Karteというデビットカードみたいなもので、
レジでPINコードを入力が、サインをして使います。
関連記事:【Sparkasse】銀行カードでお買いものGirocard(EC-Karte)とGeldkarte
挨拶は大切
スーパーだけではないけど、レジでは「Hallo」とから始まり、
終わったら、「Tschüs(またねー)」とお互いに挨拶します。
「Schönen tag noch(よい一日を)」とか「schönes wochenende(よい週末を)」とか言ってくれる店員さんも結構います。そう言われたら「Danke,Gleichfalls.」とか「Danke,Ihnen auch.」(あなたもね)と返します。他にもバリエーションはあるかもしれません。
でも最後に笑顔で終わると、とても気持ちがいいです
日本でもこういうのあったらいいなーと思いました・・・が。
「こんにちは」「さようなら」ってなんかしっくりこないような。
「お願いします」「ありがとう」ってところですかね。
出口の防犯センサー
スーパー、DS、洋服屋さん・・ドイツのお店の多くについています。
洋服屋さんなどは警備の人が立っていることも多いですね。
スーパーの商品にはとくに特別なタグとか付いているわけではないのですが、
レジを通していない商品を持ち出そうとすると、ビビビーと鳴っちゃうわけです。
一度、なぜか鳴ってしまったことがありまして、
警備員さんに呼び止められてレシートと袋をみせたことがあります。
カウンターのおばちゃんが中身を確認して、
ソーセージをレジまでもっていってなんかやっていました。
で、笑顔でなんかダ~っと言われて
「よい一日を~!」(←これしか聞き取れず)
なにも悪いことしてないのに超ドキドキでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
☆【「Schönen tag noch(よい一日を)」とか「schönes wochenende(よい週末を)」とか言ってくれる店員さんも結構います。そう言われたら「Danke,Gleichfalls.(あなたもね)」】この内容、謎が解けて嬉しかったです!!!主人が、土曜日のお買い物の後、ドイツ人が何か声かえてくれるのは「よい週末を」的な事を言ってるらしいんだけど聞き取れないないとよく言ってたんです。今日、帰宅したら早速教えてあげようと思います。メモらせてもらいました(^^;
謎が解けてスッキリですね。私も言われた時分からなくてあとから調べてなるほどーってなることよくあります。
言われたら返す言葉「Danke, Ihnen auch(あなたもね)」というのもあります。(本文にも追加しておきました~)
それではyuyuさんschönes wochenende♪