これは以前に住んでいた町(Darmstadt)で滞在許可を申請した時の話です。
そのあと、Münchenに引越して、新たに滞在許可の申請もしましたが、持ち物などは大体同じでした。
参照:【ミュンヘン】外国人局へ滞在許可申請へ
滞在許可申請(ドイツに滞在する配偶者との同居の場合)に必要な書類をばっちり揃えてドイツにやってきました。
これを持って、滞在許可申請に行かなくては!・・・と思っていたところ、あちら側から、お呼び出しがきました。
町の役場にて、住民登録(Anmeldung)をして2~3日後に、Büger- und Ordnungsamt Ausländerbehörde(外国人局)から滞在に関する確認、ということで手紙が届きました。すごい早くでちょっとびっくりでした。
「あなたが滞在できる期間はもうすぐ切れちゃうから、この○月○日○時に、書類(とお金)もって来てね」という内容。(私が住んでいた町の外国人局は予約制でした)
提出する書類は、日本の大使館のサイトで確認していたものとほぼ同じでしたが、
ちょっとプラスで持ってか無くてはいけないものもありました。
私が用意した書類
町(または担当者…)によって異なるようですが、私が用意した書類は以下です。
(手紙に書いてあったものです。)
- 有効なパスポート
- biometrietauglicheな、証明写真×2枚
- よくわからないけど、これじゃなきゃだめらしい。
写真屋さんで「Biometrik Passbilder」と言って撮ってもらいました。
みかけは、日本で撮ったのと同じに見えるけど… - 直近3カ月の収入の証明
- 自分は無収入なので夫の収入の証明を持っていきました。
- 家の賃貸契約書
- 家を借りた時の契約書です。住むところがあるのかという確認かと思いましたが、広さ・家賃も関係するようでした。(収入-家賃をして、最低ラインの収入がなくてはいけないようです。)
- 保険に加入している証明
- 夫の職場で手配してくれた保険にはいりました。
ワーホリビザの時と同じように妊娠と歯科がカバーされているものです。 - 結婚の証明書
- 日本で用意してきた戸籍謄本のドイツ語翻訳を持っていきました。
参照:滞在許可申請「結婚証明書」の入手方法 - 同封のアンケート用紙
- これがドイツ語難しくて、かなりかなり大変でした。
自分と、同一世帯の人のことについて、収入とか年金とか保険とかいろいろ…
あと家賃とか住んでるところについても書いた。 - Haushaltbescheinigung(家計の証明書)
- これも紙が同封されていました。
世帯のリーダーの名前と、その下に扶養している人たちを書きます。
これを持って近所の町役場(Rathaus)に行き、証明のサインをしてもらいます。
手数料はかかりませんでした。 - Belehrung eheliche Lebensgemeinschaft(結婚共同生活の宣言?)
- これはちょっとよく分からなかったのですが・・・
「私の夫は~に住んでいる、~です」「私はこの人と同じ家で同じ家計で生活します」「離婚を計画していません」などなどが書いてあって、最後に夫と私のサインをしました。 - 手数料50EUR
- 実際70EURだった…
明細の内訳が手書きで解読不能。(その場で確認しろって話ですね…) - ドイツ語A1レベルを終えたことの証明
- これは紙には書いてなかったけど、当日聞かれました。
私はA1のコースはプライベートの学校に行ったので証明書を持っていません。(頼めば出してもらえると思いますが) - 大使館のサイトには、「ドイツ人と結婚している方は、ドイツに滞在する場合、ドイツ語の能力(A1 レベル)を証明する必要があります。」と事も書いてあったので、私の夫は日本人ですが、念のためにB1の証明書を持って行っていきました。
- そしたら、A1じゃなくちゃだめって…(A1→A2→B1と進みます)
えぇ~そんなことあるのぉ?
最終的に持ってないということで何とかなりました。 - その後、他の担当者にもドイツ語に関する証明を要求されることはなかったので、本当は私の場合だと必要ないものかもしれません。やはり、ドイツでは「担当者によって違う」ということがあることがわかりました。
このほかにもう1種類、当日その場で書類書かされたり大変でした~
内容は上記の、アンケート用紙と同じ事も多く、英語も書いてありましたが、
お役所用語で書かれてたりしますので、辞書も持ってった方がいいかも。。
注意!
「あなたがドイツ語できないなら、ドイツ語できる人連れてきてね」
って手紙も入っていました。(もちろんドイツ語で)
以前、夫の知り合い(まったくドイツ語できない)が、同じような手紙を受け取って、外国人局にいって英語を使おうとしたところ、この手紙のその部分を指でさすだけで、取り合ってもらえなかったとか…
多分英語も通じるけど、(私の担当の人も他の人と英語しゃべってたし)やはり、ドイツ語で誠意を見せること(?)が大切。向こうからしてみれば、ドイツで暮らすんだからドイツ語できて当然、ってことなんだと思います。
私の場合は、この時、90パーセント何言ってるかわかんなかったけど、とりあえず、あと3カ月間滞在許可でました。そして、その3ヶ月後に行って、そのあと2回行って、やっと帰国時までの滞在許可が下りたのでした。
その後の外国人局とのやり取りは下記に書いています。
→【ダルムシュタット】VS 外国人局!
担当者などの運が悪かったのかもしれませんが、ここで滞在許可をとるのは本当に大変でした。
その後のミュンヘンで割とすんなり行って感動したくらいです。
→【ミュンヘン】外国人局へ滞在許可申請へ