ドイツ語にはウムラウト(AUOに点々がついた文字)やエスツェット(ß、scharfes Sとも言う)など特殊な文字があります。
もうご存知の方も多いかと思いますが、これからドイツ語を始める方の為にウムラウトなどの入力法法について紹介したいと思います。
1.ドイツ語キーボードを設定する
コントロールパネルから、ドイツ語キーボードを追加で設定できます。
日本語⇔ドイツ語と切り替えて使うことができます。
Windows7での設定方法については下記をご覧ください。
ドイツ語キーボードの設定(Windows7)
2.コピペして使う
これは説明不要…かな?!コピーして貼り付けて使ってください。
Ä Ü Ö ä ü ö ß
3.ユーザー辞書に登録する
私が一番よく使っている方法はこれ!
ドイツのブログを書いているということもあり、日本語の文の途中にドイツ語の単語を書いたりすることが多いです。
なので一文字の為にドイツ語キーボードに切り替えるのが、面倒だったりします。
そこでIMEのユーザー辞書にウムラウトとエスツェットは登録しています。
「うむ」で変換したらウムラウト、「えす」でエスツェットが出てくるようにしています。
正直キーボード切り替えと比べ操作の手間は変らないのですが、こちらの方が楽に感じます。
あとよく使う「München」も登録してあります。
ただし「環境依存文字」とあるように文字化けしたり正しく表示されないこともあります。
HTMLに書く場合は、次に紹介する文字参照のコードを辞書登録したほうが良いかもしれません。
※ドイツ語とは関係ないけど、メールアドレス、住所、電話番号も登録しておくと便利ですよ!
辞書登録の方法(IME2007)
「単語」の欄にウムラウト等を入力します。
「よみ」の欄にいれた文字で変換すると「単語」の欄の文字が候補に出てきます。
4.文字参照
HTMLに記述する時は下記のコードでウムラウト・エスツェットが表示されます。
大文字 | 小文字 | エスツェット | |||
---|---|---|---|---|---|
Ä | Ä | ä | ä | ß | ß |
Ö | Ö | ö | ö | ||
Ü | Ü | ü | ü |
5.アルファベットで代用
ウムラウトが入力できない場合や、文字化けが心配な場合は下記のように書き変えることもあります。
ä = ae
ü = ue
ö = oe
ß = ss
例えば、ドイツのサイトのURLでウムラウトがつく場合は上の書き方をしています。
http://www.muenchen.de ・・・ミュンヘン(München)市)
http://www.loewenbraeu.de ・・・レーベンブロイ(Löwenbräu)