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ドイツ語B1テストZDとDTZについて

ドイツで語学学校に通って何カ月か経つと、
クラスのお友達ともB1のテストについて話題になることも多くなってきます。
「B1テスト受けるの?」とか「B1テスト受かった?」とかそんな感じで。

ドイツ語のレベルはA1, A2, B1, B2, C1, C2とあり、
Aが初級、Bが中級、Cが上級となっています。

B1レベルはどの位なもんかといいますと…

明瞭な通常のドイツ語であれば、仕事や趣味や生活など日常的な事柄についてのドイツ語の発言や文章が理解できます。例えば、旅行中に出会うさまざまな出来事に対して、必要な対応ができ、また、自分の経験や夢・希望・目標などについて話すことができます。さらに、自分に身近なテーマあれば、意見を述べたり、その論拠を説明したりできます。

GOETHE-INSTITUTより引用。こちらでドイツ語のレベルついて日本語で説明あります。

…これを読む限りなかなか高度なレベルに感じますね…

B1テストにはZD(Zertifikat Deutsch)とDTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer)があり、
私の周りではB1テストというと、この二つのことでした。
初めはその違いもよくわからなかったのですが学校での先生やクラスメイトの話を聞いたり、
ネットで調べたりしてわかったことをまとめています。

目次

ZD(Zertifikat Deutsch)

この試験はB1レベルのテストで、「International」なテストです。
日本でも受けることができます。

この試験に合格すると、
ドイツ語の日常会話をマスターし、身近な場面であれば重要な内容を理解できる
ゲーテインスティテュートより引用)、ということの証明になるそうですが…
日常会話マスターにはまだ程遠い私も受かりました笑

さてこの試験、私が受けたのはTELCという団体のテストなんですが、
Goethe-Institut、オーストリアのösdでもやっています。
それぞれのサイトでモデル試験があるので見てみたけど、内容は同じようです。

ZDのテスト内容や対策については、下記をご覧ください。

DTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer)

こちらは、主に移民の人で、Integrationkurs(統合コース)の受講者が受けていました。

Integrationkurs(統合コース)とは。。。

主に移民の人が受けるコースで、ドイツ語のコースをB1まで受けます。
そのあと、Orientierungskurs(オリエンテーリングコース)という、
ドイツのこと(文化とか歴史とか政治とか)について学ぶ授業も受けます。
そして、コースの終了として、DTZの試験に合格しなくてはならないそうです。

統合コースの友人の話によると、このコース受講者は授業料が半額な上に、
DTZに合格するとさらに授業料が返却されるとか…?
(フランクフルトでクラスメイトから聞いた話です。地域によって違うかもしれません)

すごいお得!だけど、残念ながら私には関係なく…
(私は外国人局でこのコースを受けろ言われたことはありませんが、同じ様に夫がドイツで働いていているから来ている人でも、このコースを受けるように言われている人もいました。担当者によって違うのかも?)

この統合コースでは、ドイツ人と結婚した人や、
ドイツに移住してきてドイツのパスポートが欲しい人たちなど、
外国人局から言われて、受けている人が多かったです。

私のクラスには、何年も住んでペラペラ(だけど文法は…)って人や
遅刻・欠席・宿題やってこない人が結構いたりしたのですが、
自分の意思じゃなくて言われて来ているからなのか~と、納得なのでした。
(もちろん、統合コースの人で真面目な人もいましたよ!)

私はZDを受けました

統合コース受講者が多かった私のクラスメイトは、
DTZを受ける人がほとんどでしたが、それ以外の人はZDという感じでした。

ZDとDTZは、同じレベルのテストで、内容も似ているので、
初級最後のコースでは、モデルテストを解いたり、口頭試験の練習したり、
テスト対策が多くなりました。

ということで、私はZDもDTZも受けなくちゃいけないってことはなかったんだけど、
勉強の目標や証明が欲しかったのでZDを受けることにしました。

受験日の様子やテスト内容は下記に書いています。

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